その他の管理
１．ペチュニアの切り戻し 2．モンステラの仕立て直し
１．ペチュニアの切り戻し
★用意するもの
※切り戻し・・・用語集へGO!!
ペチュニアの鉢植えは華やかできれい
ですが、そのままにしておくとどんどん伸び
ていき、写真の様な中心に花のないドーナツ
化現象が起きてしまいます。これではせっかくの
鉢植えも台無しです。
今回行う、「切り戻し」という作業をする事で、わき芽が出てきて、株が詰まっていき、こんもりとしていて花がたくさん咲く素敵な鉢植えにすることができます。
切り戻しの際はバッサリと切ってしまうのでためらいがちですが、思い切ってやりましょう。
①切り戻し方
鉢の縁に沿って切り戻していきます。
◎ポイント
１．ためらわない!!
長さの目安は株元から15㎝位。花が咲いていても切るのです。
2．新芽を意識する!!
思い切り切るといっても、新芽もすべて切ってしまうと成長が遅れ新しい花が咲きづらく
なってしまいますので、目標の長さにある新芽は残すようにします。
3．その後の成長の形を思い浮かべる!!
適当に切っていくとがたがたになってしまい、伸びてきた時にきれいでなくなってしまいます。
後々成長した時にきれいな形になるよう『こんもりとした半円型』をイメージしながら切ります。
以上3つのポイントをおさえて、切っていきます。
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まずは横から切っていきましょう。 切りづらい時は少し長めのところを ザクザク切り、その後、目的の長さ付近の 新芽の出ている先端側を切ります。
徐々に上側へと切っていき、こんもりと した半円型に仕上げていきます。 |
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かなりすっきりしました。今回の鉢は、放置しすぎたのでかなりの量になってしまいました。 |
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少し切りすぎたかな？と思うくらい、
さっぱりしていても大丈夫です。 これで切り戻し作業は終わりです。
この後、追肥を施して通常通りの 管理を行います。 |
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約2週間後の様子。新芽が伸びてふんわりとしました。 |
2.モンステラの仕立て直し
★用意するもの
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モンステラと言えば、今や定番の観葉植物で、その独特の葉の形が印象的な
植物です。熱帯で育つイメージですが、強い直射日光が苦手で、柔らかい日射し
を好みます。
小さく可愛らしい種類も有りますが、一般的に売られているモンステラは育
てていくと大きくなり、全体のバランスが崩れていきます。そのままにしてお
くと気根も伸び放題になり、見栄えが悪くなっていきますので仕立て直すと良
いでしょう。
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| 今回仕立て直すモンステラ。
大きくなり、間延びしてバランスが 悪くなっています。
さらに、直射日光に当たってしまった為、 上の方の葉が焼けてしまっています。
4年くらいそのまま植えてあり、根も育ち 過ぎているので切り戻して植え替えます。 |
①切り戻し
まずは伸び過ぎている茎や焼けた葉を切り戻します。
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◎ポイント １．切り戻しは生育期の 5月～9月の間に行う!!
2．３節ほど残して切る!!
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★5月～9月の間はモンステラの生育期に なります。この時期ですと早く回復します ので、失敗しにくいです。また、切る場所は 3節ほど残して節と節の間を切るようにします。
※かぶれやすい方は特に、手袋等で樹液から手を保護し て行いましょう。 |
以上のポイントを押さえて切っていきましょう。
切り終えると、本当にこれで大丈夫!?
と思うほど何もない状態になりますがこれで大丈夫です。
この時、切り落とした茎は捨てずにとっておきましょう。
挿し木や茎伏せで増やすことができます。 【増やしてみようへ→】
②植え替え
根詰まりを起こしていそうな場合や、数年植え替えておらず土の状態が悪くなっているようなときには、一回り大きな鉢に植え替えてあげるとよいでしょう。
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◎ポイント １．植え替えのみ行う場合も 5月～9月の間に行う!!
2．適したサイズの鉢を選ぶ!!
3．適した土を選ぶ!!
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★切り戻し同様に生育期に行います。根を多少 傷めてしまってもこの時期であれば回復します。
また、鉢は大きくなる事を想定して、一回り大き くてある程度の深さのあるものを選びましょう。
土は観葉植物用であれば問題なく使えます。 水はけが良いものが適しています。 |
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今回の植え替えには水はけに優れたこちら の土と、通気性の高い素焼き鉢を使います。 |
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切り戻しが終わったモンステラを鉢から抜きます。 土を少し落として傷んだ根を切ります。 | |
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鉢底の石を入れ、植えていきます。
今回は添え木がついていたので、そのまま 植え替えます。 |
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土を入れる際は、忘れずに ウォータースペースを取りましょう。 |
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植え替え完了です。
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植え替えが完了したら、水をたっぷり与えます。
その後の管理は、しばらくの間は風があまり当たらない 明るい日陰に置いておきましょう。特に肥料はいりません。
１ヶ月位で新しい芽が出てきます。 |
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そして
約１ヶ月後・・・。
可愛らしい葉が出てきました。
まだまだ風の当たらない明るい日陰で育てます。
大きくなってきたら添え木に這わせましょう。
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