バラについて!!
1.バラを剪定しよう! 2.バラを植え替えよう!
豪華な花をつけるバラは昔から変わらず根強い人気があります。
庭植えだけでなく、鉢植えでも育てることができるので、限られた
スペースでも栽培を楽しめます。ただし、バラ栽培には薬剤の散
布を始めとした各種の作業が必要となるため手が掛かります。
手間がかかる分だけ、花が咲いた時の喜びがひとしおとなるため、
バラ栽培には大きな魅力があるともいえます。
1.バラを剪定しよう!
バラの剪定は2月~3月上旬のバラの芽が活動を開始する
直前のこの時期に剪定をしておきます。
剪定をすることで新芽が伸び元気な花をつけます。
★用意するもの
※バラについて・・基本的にバラは日当たりのよい場所・水はけのよい土を好みます。
また、病気や虫を防ぐためにも風通しが良い事も条件です。
さらにバラは肥料をとても必要とし、高温多湿が苦手で
梅雨時期は病害虫が発生しやすくなりますが、事前の予防策や
こまめな手入れをすることで、改善できます。
バラは弱い植物ではありませんが、適切なタイミングで
水やり・肥料・剪定などの手入れをしてあげることで
より元気に可憐な花を咲かせことができます。
また、バラといっても現在たくさんの種類があり、
品種や環境によって育て方も変わってきます。
★ポイント
1.新芽が動き出す前に済ます!!
2.外側の芽の上で斜めに切る!! |
・本剪定する前に細い枝や病気の枝など を先に仮剪定しておきましょう!! |
◎ポイント
1.新芽が動き出す前に済ます!!
バラは12月の寒い時期に入ると翌年の早春くらいまで休眠します。
その休眠時期に剪定をするとバラの成長の邪魔をしません!!
①仮剪定をする
剪定の目的として、込み合ってしまった枝の風通しを良くするということがあります。
また、病気の枝や枯れている枝も切って おきます。枯れた枝は基から切取ります。 |
②本剪定
◎ポイント
2.外側の芽の上で斜めに切る!!
外側の芽を選ぶ理由は、古い枝を剪定した部分から枝が伸びていきます。
内側の芽を選んでしまうと中に向かって枝が伸びていきますので、枝が
重なったり、込み合って風通しが悪くなってしまいます。
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長い枝は、今年伸びた枝の1/2位の高さを目安に剪定鋏で切っていきます。 よく切れる剪定鋏で行う事もポイントです。
内側にむいた芽ではなく、外側に向いた芽を選択し斜めに切ります。 ※ボリュームを出したくない等の理由で内側の芽を選ぶ場合もあります |
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すっきりした姿になりました。
剪定には細かいコツがありますが、できるだけポイントを絞り簡単に やる方法で今回は行いました。また、剪定後に石灰硫黄合剤を散布する と春先の病気の予防になります。さらに、地植えなどで根元に枯葉がた まってしまっている場合は、できるだけ取り除くと病害虫の予防になり ます。 |
2.バラを植え替えしよう!
プランターや鉢などで育てている場合、バラの植え替えは必ず年に
1回は行いましょう。こちらもバラの休眠期に行うと傷めにくいです。
★用意するもの
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★ポイント 1.新しい土を使う!!
2.根を乾かさない!!
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・植え替えをすることで、病害虫の 予防にもなります。また、栄養が なくなった土を入れかえて、バラ好 みの土にし、根でいっぱい になった 鉢を再生してあげられます!! |
◎ポイント
1.新しい土を使う!!
バラは肥料を必要とします。今まで使っていた土では必要な栄養分が
乏しくなっている可能性があります。栄養満点の新しい土を使いましょう。
①植え替える
古い鉢からバラを抜き取ります。 根が詰まっているため根鉢が すっぽりと取れます。 抜く際に芽や根を傷めないように 気を付けてください。 |
根鉢の上、横、下部の土をほぐして 根を1/3位切り詰めます。 この時、傷んだ根や枯れた根も 取り除いておきましょう。
もし、細かすぎる根がたくさんある場合は それも整理しましょう。 |
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始めに鉢底石を底穴が隠れるくらい入れます。次に、バラ・果樹の培養土を少しいれ、 緩効性肥料(今回は365日長く効く肥料)を30g程加えたら植えつけます。 |
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株が鉢の中心になるように植えつけます。表面にバーミキュライトを撒いて 保護します。 腐葉土などでマルチングするのも効果的です。植え替え後はたっぷりと水を与えます。 |
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